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インフラエンジニアの寄り道メモ。

ZOZOな2Bスーツを緊急キャンセル

ちょっと嫌な予感がして実はキャンセルしましたZOZOの2Bスーツ。

本来はキャンセルの効かない商品だったんですが、納期が更に1ヶ月伸びるという連絡を受けた際にキャンセルをお願いできるとの事で、遠慮なくキャンセルさせて貰った感じです。

 

で、キャンセルに至った経緯は1ヶ月待ち+1ヶ月待ちになった。。。というのは、キャンセルの理由としてある程度は動機として成立しますが、あれだけ大々的にアピールして生産体制から需要コントロールをしなかったのが残念でならないです。まぁ2ヶ月待っても良かったんですよ?オーダーメイドですしね。

なので期待のモノがビシッとした自分サイズのスーツが来ると思えば、生地の質がどうなのかというリスクも取り敢えず忘れて、待ってみようかと思ったんですよ。TVで発表されたのを見て、変な計測スーツを着て採寸して、それがアプリで他にも応用されて、今後ズボンの採寸も一々しなくて良いんだと考えたら、これ程合理的な話はない訳で、「これは良く考えたなぁ。確かにこの悩みの解決法はグッド」とも思いました。

そしてZOZOSUITの革新性という部分もIT屋には心くすぐる内容でした。

実際にそのヘンテコなSUITに身を包んで家族に笑われながら写真撮影して自分のシルエットに愕然としながらその寸法精度にも驚愕して「スゲェ」と純粋に思ってました。

 

で、2Bスーツが届くまでの間に、丁度スラックスが欲しいなと思ってアプリで探していた所、自分サイズの範囲をピックアップを勝手にしてくれて「なるほどなるほど」と思ってオススメサイズをチョイスしてオーダー。

 

翌々日届いたズボンを見て驚愕。すごいデカイズボンが届く。

タグを見ると確かに計測通りな残念なウェストサイズ。

ダボダボなズボンが届いた事で、アプリの写真だけで判断したズボンのデザインが「ここまでダサいのを俺は選んだのか?」と疑問符が付く。

でも確かにウェストの範囲だしなぁ。選んだブランドが悪かったのかな。。。と。

そしてそれがタマタマ?セールのもので返品が出来ないものだったので、買ったのにダサくて履けないと言うものを買ってしまい、変な勉強代になったなぁなんて思いながら、じゃぁと思って寸法を見て前回がこんなかんじだったしなぁ。。。このくらい?マイナス寸法だったら大丈夫かな?と想像しながら、ちょいオススメサイズとは違うウェストサイズを指定して再度オーダー(この時点でSUITの寸法云々カンヌンはどこに行った?!と言う感じですがw)。

再度のズボンも、寸法が小さくなった様には見えたけど、太もものラインは多少マシになったけどウェストが合わない。

 

。。。。(-_-;

 

あれ。。。もしかして2Bスーツもこんな感じで実は寸法重視になっちゃってデザイン性崩壊とかってあるのかな?という不安が過ぎります。

 

すかさず近所のスーツを扱うお店に行き、自分のウェストに合わせたサイズのスラックスをみたら「ぜんぜんシュッとしてるやん・・・(^ ^;」

 

デザインの問題(?-?

うーん🤔。

 

で、これは危ない橋かも知れないと思いまして。

 

冒頭のキャンセルになった訳です。

でキャンセルを後押ししたもう一点は、某社長さまのツイッター騒動で、ちょっとそこにお金を落としていく事にも疑問も持ってしまいまして。

SUITの精度の良さや発想からアプリのある程度の完成度、ショップ登録数などあるようで無かったので良さそうだと思ったけど、

まぁ競合とか出て来たら良くなるんかな?どうかなと思いながら運良くキャンセルのタイミングがあった訳です。

 

そしてキャンセルして早々にネット記事で、

ZOZOSUITの計測データでZOZOの2Bスーツをオーダーしたらとんでもないものが届いた件(本田雅一) - Engadget 日本版

こんなの見つけて読んでしまったら、やはり危惧していた事が起きていた様です。

まさかYシャツまでとは思いもよらなかったですが。

 

IT屋がいきなり洋服を手掛けてデザイン性を度返しした結果なのかは解りませんが、少なくとも、ちゃんとファッションデザインが分かるバランスを取り入れたオーダーメイドを完成させてから出ないと、歪な人間寸法をシュッと見せるのはITで実現するのはデータが今は圧倒的に足りないんでしょう。

好かれるデザイン寸法を学習する様な仕組みを取り入れて、実寸法とのフィッティングを自動計算できる様な世界になればデザイナーは泣くかも知れませんが、デザイン性は流行り廃りもあるので、AIにしても苦労すると思います。

少なくともオーダーメイドにデザイナーの職人技をちょっと入れ込んでおかないと、ピッタシ?だけどダサい突っ張った動きにくいモノが仕上がると思うので、もうちょい色々な方々の人柱をして貰ってからかな?と思いました。

 

まぁもうZOZOはいいやって思っちゃったんで。毎日割引メールもウザくなってきたしw

 

今回は便利に頼りすぎてもダメと勉強させてもらいました。お金の重さが最近は電子マネーやらショッピングカートやらに慣れて軽く感じちゃってましたね。

クリックの怖さを改めて思いましたし、リアル店舗でちゃんと見て触っても大事な分野なのだなと感じたし、デザインから専門知識のあるコーディネーター(店員)も大事だな、相談出来るのって大事と思った次第です。

 

しかし某社長とは違ってZOZOのサポートの方は懇切丁寧なメールで対応も良かったですよ。

 

てことで、ほぼ同一金額で、オーダーメイドというわけには行きませんが、スーツ2着買ってきます(丁度感謝祭のハガキ来たw)。