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インフラエンジニアの寄り道メモ。

Meraki MX60/80 FW-VPNルーター

まだ試験評価環境から脱出できていないですが・・・Meraki MXも3台ほど使って、癖を勉強しています。

Merakiの製品の中で、MXseriesだけちょっとだけ癖を感じています。2台以上あれば「あーなるほど」ってすぐになるんですけどね。VPN周りの設定がちょっとメニューを跨ぐので、やっていることはイージーセットアップなのですが、VPNルーターの基礎がわかっていないとちょっとハマるかもしれない。あーでもそういった事前先入観がないと実は簡単だったりするのかな。

Merakimx60
ただ、Meraki MXはコスパをだすにはちょーーーっと頭を捻る必要があるやもしれんです。
単体でみると結構キツイ。無線APと組み合わせればいいけど。。。でも製品コンセプトは統一されたデザインになっているので、良い製品だと思います。コスト重視ならYAMAHAのRTXでいいと思います(遠い目)。海外の展開なら最近はJuniper SRX100が安いっすよ・・・。新世代の物好きさんはMXを試しといたほうがいいよっ(笑)。

私はYAMAHAVPNルーターやJuniperのFW製品でVPNは組みなれてしまっていますが、VPNがとっつき難かったり、煩雑だという人は、この製品はチョーおすすめです。

VPN関係は、どこの機器の対地(アドレス)で通信させるかを設定すればいいだけ。
Merakimxvpn
なので面倒なグローバルIPがどうのこうのも要らないし、デフォルトでDDNSと会話するし、メッシュで組みたいのかスポークで組みたいのか選べばいいだけ。そうすると、あとは勝手にVPN接続されてレスポンスタイムが出てきて終わりっ。

MXシリーズだけは、最初に機器のIPの設定が必要で、でもインターネットに接続された環境に通してあげれば後はクラウドの管理画面から設定するだけなので、これまた楽ちんです。

MXシリーズはグレードによって、コンテンツキャッシュを蓄えられる子なので、場合によってはレスポンスマージンを稼いでくれるので良いですね。

詳細な機能はまた今度。