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インフラエンジニアの寄り道メモ。

サブネットマスクの計算が楽になる「Toolkit」

ネットワークの仕事をしていて一番(?)めんどくさいのが、サブネットの計算。

基本的な「/8 /16 /24」であればいいのですが、「/29 /28 」とかって、IPの範囲を計算するのがめんどくさくないですか?

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そこで私が愛用しているのは「Toolkit」というiPhoneアプリです。

・サブネット計算機
ワイルドカード計算機
・ネットワーク計算機
の3つが出来る様になっています。

頻繁に使うのはサブネットですかね。

/29のサブネットマスクは・・・えっと・・・と暗記もしなくてよくなりました。
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簡単な例ですが、使う予定のIPレンジ(またはグローバルIPレンジ)を入力して、マスクを何ビットかにあわせるだけで、ホストアドレス範囲がすぐにわかります。サブネットマスクもこれですぐに分かるので便利です。

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他にもネットワーク計算機では、上の画像の例でいうと、「/23」で切ると128のネットワークが作れるよって教えてくれます。
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「Show Subnets」を押すと、上の画像のようなリストがでてきて便利。

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ワイルドカードからの計算も出来ますが、私はあんまり使う機会はないです。

よく、どこのグローバルIPがどの位のネットワークレンジになっているのかなとか、うちで扱っているグローバルIPで、頭とケツのIPが知りたいときに良く重宝しています。

この手の計算機はWEB上でもころがっていて、特にアプリで必要か?といわれると悩ましいのですが、電卓の感覚で使えるという事で、あると便利~という感じです。