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インフラエンジニアの寄り道メモ。

ラズパイを触って思う事

ジジ臭い話になりますが。。。
2000年か2001年頃、壊れる要素を減らして可能な限り目的を絞り、コンパクトなPCの代わりとして、その当時ですがOpenBlocksというシロモノに手を出しました。
当時は39、800円ぐらいだったかと。
かなりのロースペックでしたが、まだナローバンドな時代でやっとこペンIIIが世に出て来ていた頃だったような。。。そんな時代に採用したボックスマシン。いまでも動いていたり?します。当時は拠点向けのDDNSマシンとして結構無茶させたりしてました。他にSambaも動かして、ウィルス対策ソフトのDATの格納場所にも使いました。



今回、偶々ラズパイを触る機会がありまして。私は過去記事でもわかる通りArduinoで遊んでいるわけですが、ラズパイにイマイチ魅力が出なかったのは、過去にその前身とも言えるものを触っていたからなんでしょうね。

流石にスペックは良くなっているし、安く手に入るので、また何か出来るかもとは思ってはいましたが、新しさをイマイチ感じきれなかったんですよね。
なんでかなーっと思っていたら、そーいえばと思い出して、OpenBlocksを引っ張り出してきました。
現行のOpenBlocksはもちのろんスペックは良いと思いますが、この触っていた時代。。。苦悩しました。

しかしコンパクトですねぇラズパイさん。
こんなんでWindowsも動いちゃうし。

昔話をし始めたらキリがないのですが、モノが良くなってコンパクトで、もっといろいろな事が出来ると考えると、ハードテクノロジーの恐ろしさを感じます。
ソフトの時代ではありますが、ハードがあってのソフトだと感じる瞬間でもありました。

また来週からカナダへ海外出張なのですが、そーいえば昔はモデムで頑張っていたなぁ。。。今はスマートフォンやらモバイルWifiだもんなぁ。。。たった10数年間の出来事なのになぁ。

なのにクラウドサービスにたよらねばならない日も近くなってきています。
身近にハードの進化によってもたらされている事に気が付いても、何故かハードを意識しない世界へ進もうとしています。
またそんな最中でIoTで目的を絞る世界へ、無駄な容量・メモリを切り詰める世界へ。
色々なジャブジャブで育ったプログラマは大変だろうなぁ。

偶々ラズパイを触る機会を得ましたが、お陰でクラウドサービスに対してもリソースにシビアになれそうです。
スピードもパワーもある時代にエコ。

今はふと思う事がラズパイでは浮かばないですが、何かやってみたいね。

身内からは面倒を増やすなと言われそうだけど(笑)