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インフラエンジニアの寄り道メモ。

見えないものとの戦い

はいこんちは。お客さんの環境のインフラの切替週間でちょっち忙しいっす。

RTX1210は基本的には順調に切り替えていますが・・・何故かRTX1210にしたら、SoftEtherの443通信が通らない。いやTCP443ではなくてDNSのUDP53でおかしいのかな。妙なものにハマってます。HTTPSなWEBサイトや通常のDNSクエリーは問題なく動いているのに。443さえあれば基本自己NATトラバーサルで何処へでも抜けてしまう凶悪なSoftEtherですが、何故かフィルターをスッカスカにしても通りません。久々にパケット解析せんとかな・・・。

「極めて強力なVPN接続性」

”通したいのに.....妨げるものはなんもないのに通らないんだよーーーーーーーー!!(言っていいのかw)”
てことで、VPN構築しながら、時間を見て解析もしなければ(涙)

で、客様の拠点で無線が不安定でという悩みを聞いておりまして、立地場所が鉄道が目の前を通っている場所で、電車が通過する度に電波強度が揺らぎまくるという。逆にいうと、電車が通らないと反射物が無い。そして駅から1分みたいな場所。

Wifi01

iPhoneでサーチしてみると・・・ほんっとキャリアのWifiが全社垂れ流しでうざい。勘弁してくださいって感じです。Wifi端末は大抵は電波の強い方からーの、優先自動接続ですからね・・・出力で負けるとちょっと厄介なんす。

そして、今回はMeraki MR16にはなかったMeraki MR18からの機能「RF SPECTRUM」を使って見えないものをなんとか見てみようと思います。
Mr18rf01
これのイイ所は各チャンネルの帯域的使用状況が分かるところですかね。Meraki MR16の頃に簡易スペクトラム機能がありましたが、ちょっと判りずらいグラフでした。このグラフはだいぶ判りやすい。

Mr18rf02
更に「インターフェリング(Interfering APs)」によって、他のSSIDを喋っているAPで何チャンネルを使っているか等の情報が吸い上げられています。なんと、SSIDを喋っているのが226もありました。無線の規格からセキュリティモードまでわかっちゃう。そりゃSSID喋っている時点で判りますよね。でもね、この場所・・・駅前だけど都市ではないわよ。町というほどの規模でもないのよ。。。電波に毒されてますよねぇ・・・。

まぁ、結局これをみて判るのは、鉄線入りの窓からなのに結構強めの無線電波が入ってきているのと、電車が通ることで無線が乱反射して暴れる様なので、空間のレイアウトとMeraki MR18の電波の広がり方の方向性(無指向でも機器形状で癖が出る)を考えて設置位置を変更して様子を見ることにしました。使用チャンネルも最初はAutoでしたが、比較的空いているチャンネルに固定しました。自動の判断でしょっちゅうチャンネルが変動するのも安定性に欠けるし、会社で採用しているiPhoneキャリアがチャンネル1を主張しているので、これは抵抗せねばならんとw

てことで・・・今週は終わり?