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インフラエンジニアの寄り道メモ。

FortiGateお試し中~その1

ついにというかいよいよというか・・・避けていたんだけど・・・触る日が来てしまいました。 

過去にあんまりよい記憶がなかったもので、食わず嫌いでしたが・・・なんだかんだと市場に出回っている機器で、UTM&オマケ機能としてなんだかんだ頑張ってる機器のようですので、苦手克服?というわけでもないのですが、トライしてみることにしました。

 
Fortigate100d01_2
GUIはサクサク動きますね。今までFW系のゴテゴテしたGUIの中では一番レスポンスが良いかもしれない。しかし、いきなり目に飛び込んでくるのは機能の多さ?ですかね。
Juniperさんが見習うべきところですな・・・。あと、GUIの中にCLIコンソールがある!!
これは・・・少し便利かもw Juniperでも私はGUICLIとConfigダイレクトと3通りやるんですが・・・まぁCLIがあるってことはGUIでは処理出来ないことがあるんだべなぁ・・・。
 
全体的感触的にPaloaltoの感覚でいくべか・・・とメニューを触ったところ・・・どちらかというとF5とかCoyoteのノリに近いのかな・・・。
最近のFW製品はクイックマニュアルが必ずあるので、それさえ見ればまずここまでは誰でもアクセスできます。
 
さて、私は・・・ここから何にも考えずに冗長構成のセットアップに入りますw
こちらは、早々にプチハマりです。HAの設定をした所・・・
Please disable switch-controller first」って怒られました・・・。
スイッチコントローラーってナンダロ・・・。
 
まぁ軽くググって調べて早速CLIの出番です(いちいちSSHTelnetしないでいいのは新鮮w)。
#config system global
(global)#set switch-controller disable
 
こんな感じで2台の100DのスイッチコントローラをDisableにして、HAのConfigはとりあえずActive-Passiveで。
Fortigate100d02
でけたでけた。すげーHA楽だな・・・(今まで一番楽なHAはMeraki MX)
ま、まだ他の設定をしていないし全体は分かっちゃいないけど、今の所心象は悪くないです。ただ気になるのはグレードによってHAインターフェースじゃなくてマルチなインターフェースを使うようなので気をつけんとイケんですね。
 
ローカライズも日本語があるようなんですが、とりあえず英語でやってみてつまずいたら日本語にしてみます。Paloaltoなんかは英語で慣れていたら日本語に切り替えた途端に逆にワカランくなった経験があります。
 
全体的に見て・・・仮想システム(VDOM)ってのはなんじゃらほいってのはあるんだけど・・・一応手元に参考書もあるのでなんとかなるでしょう・・・。
 
私の記憶では色々な機能を搭載した統合FWだったけどパワーを食い過ぎて結局使いたい機能を制限せざる得ない状況に陥っている環境が多かったのもあって心象が悪いし、その頃にフォローしたときになんて説明したらよいのやら…と思い、結局ごった煮にするとその機能が中途半端だったりして極めた製品には敵わないっていう見立てでした。
 
果たしてどこまでその偏見な私の気持ちを逆に裏切ってくれるのか楽しみです。
ちょっと評価時間が限られているのもあるので、ある程度期待値があれば購入を考えていますが・・・どうなるかな。
 
残念ながら完全に初心者インプレッションとなるのでお試しでは面白いネタは弱いと思います・・・スンマセン。