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インフラエンジニアの寄り道メモ。

EdgeRouterX配下のIPv6化は断念。

うーん思っていたのと違う。
実はEdgeRouterXを突っ込んでから、スマフォの4Gの電波が弱くなって「ありゃフェムトセルが上手くつながってないなぁ…」なんて思っていたので、どうやってEdgeRouterXでIPv6を配ろうかなと色々調べていたのですが、au光電話やっているんですけど、IPv6プレフィックスが/64で来ちゃっていて、なんか色々大変だぞと調べている傍らで、強引にL2通信をBL172HVからEdgeRouterXのLAN側に繋いでIPv6だけ通してみたり・・・とかでちょっと通信を見ていたのですが、3つの問題?にぶつかり、今回は諦めです。

1つは色々やってわかったのが、auフェムトセルIPv4IPv6がどちらも必要とのこと。IPv4側の固定IP方法まではちょっとわからんなぁ・・・と。
BL172HVのIPv4 DHCPを殺して分かりました。(^^;

2つめはEdgeRouterXのTrafficAnalysisにIPv6が乗っかってこない。

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せっかく簡易的でもいくつかのアプリケーション判別が出来るのは見ていて面白いし、今後のQoSへの着手を考えるとIPv6側の制御わからんなぁ。。。と(^^;

3つめ。IPv6速くない・・・(´・ω・`)
もうマンションだからだけど、なんていうのかなぁ・・・。

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一応、BL172HVに有線で直差ししての結果です。
ちなみにEdgeRouter配下の無線でやってもほぼ似た数値です。。。(^^;
IPv6による低遅延・速度向上の恩恵に与れないのであれば要らないっしょ…。

ということで、デメリットばかりになってしまい・・・何が何でもという気持ちが薄れてしまいました…。

ちなみに測定時間によっては上りの速度は8M以下になる時もあります。
あとは、レイテンシチェックすると結構ふわついているんですよね…。


てことで、構成図は以下の様に変わりました(フェムトセルが移動しただけですが)。

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とりあえず悔しいので、BL172HVの有償交換依頼というのでもやってみます。

まぁ全く悪あがきしなかったわけでもなく、色々な情報に辿り着けたので良しとします。
今日は上手くいかない日だったなぁ。