仕事に対してのやる気がイマイチ上がり切りません。正月ボケですかね。
本当は色々とやらなければならない事が沢山あるのですが、頭の体操をする為に気になっていたDCIMソフトを弄ってみる事にしました。
気になっていたのは「netbox」というやつで、ノリは「RackTables」と変わりません。
RackTablesの弱点はVRFが扱えない事で、どうしても重複するネットワークセグメントの管理が行いにくい(行えない)のです。
別にVRFが使えなくても重複したセグメント管理が出来れば良いのです。
で、オープンソースでなんか無いかなと・・・いう事で、別に目新しさはないのですが、遅ればせながらという事で。
開発元は以下の通り・・・。
で、結論から言うと・・・
・画面はシュッとしている。イマドキな感じ。
・操作性としての導線が良いとはあまり感じられない。
・VRFが扱えるのはイイね。
・回線専用の管理があるのもいいね(項目足りないしマッピングしにくいけど)。
・デバイスの登録できる項目が少ないね・・・orz
・ラックの自由度が少ないね・・・orz
・各コメント欄に自由度を求めなければならないのが辛い。
・RackTablesが分からないという人にはこちらも分からないかも。。。
・インポートやエクスポートは便利だよ。
・シュッとした画面なので、一目で確認したい情報の部分は見やすい。
てな感じで、良い部分がスポイルされているなぁという感触でした。
ネガティブが多くなっている要因は、紐づけが分かりにくいからかな。
数時間しか触っていないけど、ファーストインプレッション的にはこげな感じです。
インストールは
・Ubuntu16.04.3 LTS
で行いました。
インストール方法は
http://netbox.readthedocs.io/en/stable/
を参考に行いましたが、そのままで行かなかった部分を抜粋します。
ちなみに世の中の人柱様がPython2時代の記事が多かったのと、なんだかんだでハマったのでPython2で行っています。マイグレーションはそのうち。
ハマった場所は
[netbox]->[Configuration] の部分で、
SECRET_KEYの設定。空っぽのままに最初してたけど、適当に?15ケタぐらいのキーをいれておけばOK。
んで、
[netbox]->[Run Database Migrations]
の所でハマりました。
#python manage.py migrate
でやると
『AttributeError: 'module' object has no attribute 'SSL_ST_INIT'』
ってエラーが出るの。
なので、
vagrant ssh sudo pip install -U pyopenssl exit vagrant provision
とやってからやってみたら上手く行った。
それ以外は特にハマらなかったような。
configration.pyの中にあるんだけど・・・
# Time zone (default: UTC)
TIME_ZONE = 'Asia/Tokyo'
に変更したぐらいかな。
そういや、APNICのなかでJPNICの範囲だけをインポートしてみたんだけど、無駄に重くなった(^^;(そんなにリソース割いてなかったし)
んで、さわってすぐに思うのが入力項目の少なさ。
書いておきたい事をコメント欄に全部書くのはナンセンスでしょ~。ということで。
Django経由でPostgresqlを弄るツールが用意されています。
ちょっと触り切れていないけど・・・これで何とかなるんかな。
項目はこれでなんとかなるとして、やっぱり1Uにルーター2台置いてある状態とかを表現出来ないのが苦しいなぁ。まぁRacTablesも強引に表現しているだけなんだけど。
まぁ、これはみんなフューチャーリクエストを出しているようで。
1Uのサーバーでも2台搭載とかあるじゃない?それが管理出来ないってさ。
RackTablesではシャシーによるブレードサーバーとして扱えたよね。
どうにも痒い部分がなぁ・・・。
RackTablesも開発が速いんだか遅いんだか分からないし、もうちょっと探ってみるかな?