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インフラエンジニアの寄り道メモ。

YAMAHA RTX3500にOID .1でsnmpwalkすると・・・

すっかり忘年会太りしました・・・はん太です。
この記事はかなり時限的な記事です。将来的に改善される場合があるので、以下内容は読む時期やファームVerに合わせて参考程度に読んでください。

そういえば、先日RTX3500でマルチCPUの値を取得する記事を書きましたが、結構参照されているようなので、ちょっとだけ注意点を。

対象ファームウェアは”RTX3500 Rev.14.00.13”です。
snmp大好きっ子は、病的な位OIDの「.1」をまずコールします(笑)
ま、私も人の事いえたもんじゃありませんが・・・。

で、snmp系を受信して応答するのは、決まってCPU0なようなのです。
そして、CPU0の負荷だけグングンあがって、以下のOID辺りを舐め始めると、CPU0の負荷が99%になります。

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SNMPv2-SMI::enterprises.1182.2.2.1.0 = STRING: "exec0"
SNMPv2-SMI::enterprises.1182.2.2.2.0 = STRING: "config0"
SNMPv2-SMI::enterprises.1182.2.2.3.0 = STRING: "RTX3500 Rev.14.00.13 (Wed Mar 19 17:11:24 2014)"
====================================

# snmpwalk -v1 -c public xxx.xxx.xxx.xxx .1.3.6.1.4.1.1182.2.1.18.1.3.1
SNMPv2-SMI::enterprises.1182.2.1.18.1.3.1 = Gauge32: 99

こげなかんじになります。
幸い残り3つもコアがあるので、他の処理は大丈夫ですが、まだちょっと処理が苦手な部分があるようなので、ガンガンsnmpコールをするとご機嫌斜めになったりするかもなのでほどほどに?!

通常の今までのCPU取得値では、CPU0が99%になっても20%程度しか指し示さないので気が付きにくいです。

Rtx3500cpu0
※SystemAnswerG2の1分統計取得でも2分以内の出来事では99%負荷を掴むのは難しいけど、異常負荷値として出てきました。

RTX3000やRTX1200では「.1」をコールしてもCPUが張り付くことがなかったので(そのかわりロードがちょっと鈍い)、CPUの性格が変わった事を念頭に相手にしたほうがよさそうです。

さて今年もあとわずかですね。無事に年越しできるかな?!
そうそうRTX1210購入したけど、年内に手元には届かなそうです(^^;
なんだか在庫が全然ないとか?確保が大変みたい?本当?

来年早々RTX1210を20台オーバーで購入してVPNを組む計画があるんだけどな・・・手に入らなかったらどうしよう。。。