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インフラエンジニアの寄り道メモ。

インターネットの速度体感を可視化するには

ふー。今日は自宅から会社に入り込んで沢山のルーターのフィルター変更しました[E:coldsweats01]
生きた環境を変更するのは慣れがあっても疲れます。
過去にやらかしてですね・・・始発で部下を出張させたこともありました[E:coldsweats01]

さて、そんな遠隔作業での話なのですが、インターネットVPNをやっているエンジニアだったら体験していると思いますが、TELNETでコマンド叩いたり、設定を投入したりするときにですね・・・拠点によって「(タイム)ラグ」を感じるんですね。

今日は日頃よりも負荷の低い土曜日(執筆は日曜日)。

東京から各地の拠点のルーターの設定を弄っている訳なんですが・・・まぁ大抵の拠点は、少しモッサリみたいな感じで、稀にサクサクな拠点があります。

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このレスポンスグラフでは、だいたいAve10msぐらいで少し起伏しているのは社員が仕事しているんかと(休めっての)。んで私は20時頃作業していました。なので殆ど無負荷時間帯ですね。

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この拠点はAve30msぐらいですね。さっきの10msの拠点よりもコマンドがサクサク流れたんです。んー?![E:coldsweats02]

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この拠点のAve26msはモッサリでした。。。

ゆらぎかな?なんだろう?

前にSmokePingみたいなものを作ったんですよ。要はレイテンシが低いだけじゃなくてゆらぎも大事で、揺らぎが大きいとかえってレスポンスが悪いと。
Response01
このグラフは海外拠点なんで参考としては極端ですが・・・。

気になってpingを打っていたんですが、無負荷時間帯の国内拠点はやはり揺らぎは殆ど出ていませんでした。

じゃぁなんでサクサクとモッサリに分かれちゃうの?それも遠い拠点・・・北九州の方が名古屋の拠点よりもサクサクってなんなんだ?!回線は同じ品種なんですが。。。

多分、サクサクやモッサリを例えるとすると・・・100行のコマンドを流し込む時間差。
これが、たかだか10msの違いで極端に発生する?いあ違う・・・遠い方がサクサクだったんだ。

これってパケット解析しても、単純に応答差がでてくるだけだろうしね。
機器の負荷も殆ど差異ないし。

インターネット網内でルートによって何かされている?地域IP網の影響?

あと、これに似た内容としてですね。。。
シンガポールから東京まで国際IP-VPNを4M程度の帯域ですがひいてみたんです。
インターネットVPNもやっていたんですけどね。こちらは整備したら500kぐらいの帯域が3Mぐらい出る様になって。IP-VPNいるのか?なんて思ったりもしたんですけどね。
シンガポールからうちの公開用回線のシステムを利用する場合と、イントラ内で同じシステムへアクセスする場合で、結構体感差も出るし、実際のファイルアップダウンでも差が出たんですよ。ちなみに、IP-VPNを使ったルートとインターネットでのルートでpingの応答値は誤差レベルでした。
面白いよねぇ。世の中インターネットに繋がっていればいいと思っている人が多いもので、中々インフラ屋さんの苦労をしらないんす[E:gawk]
誰に責任があるのか分からないインターネット網を生命線にするご時世なのですが・・・もうちっと分かるようにしたいなぁ・・・。

やっぱある程度の容量をアップダウンして何秒って感じでの評価がいいのかなぁ・・・。なんか私のもやっとした部分の本質じゃない気がする…[E:weep]