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インフラエンジニアの寄り道メモ。

System Answer G2とZABBIXの同じ取得ホストのグラフ比較

なんだかんだでSystemAnswerG2&ZABBIXネタ続きますが、そういえば、グラフの見え方って結構イメージが変わるんで、そのご紹介だけ。

Sag2zabbix01
まずZABBIX。画像ちっさくてゴメンナサイ。

Sag2zabbix02
同じ時間軸で1日でZABBIX_GETした結果のSystemAnswerG2のグラフ。

Sag2zabbix03
更に、0起点でのグラフモードの場合。こちらもSystemAnswerG2です。

この3つ、全て同じ日付と時間軸の値になっているのでグラフが似通っていてもいいはずなんですが・・・とりあえず、なんとなく最初のZABBIXとSAG2は似ているような感じはしますよね。

そして、よーく見てみると、カレント(最新)の取得値が微妙に違いますね。これは、同じ時分でも、システムが情報を取りに行くタイミングの秒の違いでどうしても起きてしまいます。これは、同一のZABBIXだろうとSystemAnswerだろうと起きてしまう事なのと、完全なリアルタイムで採るデータではない事に起因します。システムが要求した秒でデータを仕入れている訳なので、若干の誤差や変動はどうしても出てしまいます。

その確たる証拠が以下のような感じです。グラフをどちらも2時間ににしてみました。
Sag2zabbix04

Sag2zabbix05
ギリギリ、似たような傾向の面影はありますが、1日のグラフと比べると、結構形が違うように見えますね。ちなみに、グラフにあまり差が起きない様に、ZABBIX側の取得タイミングは30秒から1分間隔にしています。SAG2は取得タイミングの最小が1分と決められていますので、それ以上先の粒度は取れません。私の経験則で言うと、5分間隔の粒度は正直だいぶ荒くなってしまい情報正確性のレベルが落ちるのですが、1分間隔であればある程度の精度になりますので、そこから先の30秒間隔に挑む必要はないかなと思います。でもこの1分以内の出来事をエージェントであまり負荷なく取得出来るのがZABBIXの良い部分なのかな。リアルに近ければ近いほど良いには良いと思いますので(ただそれによってデータ蓄積の肥大化の種にはなる)。

てことで・・・ネクストっ!