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インフラエンジニアの寄り道メモ。

やはり中国への通信は難しい

ちょっとネタに疲れていまっす。ネタはあるんだけどちょっとまとめるのが面倒で[E:coldsweats01]

今日はサックリと。

先日、上海のITメンバーより

「ヨーロッパからFTPを利用してもらおうとしているのだけど、どうにも上手くいかないんだけど、日本から使ってみてどう?」

みたいな話があり、この時点で「あームリ[E:sad]」って思ったんだけど、対向先も判明しているんでサンプル採ってみるかなと思って自分のオリジナルカスタムPINGを使って試してみました。

Ftp

予想通り・・・でした。[E:coldsweats01]

通常のレンテンシだけを見れば100ms以下なので遠い国ではないし変な迂回もしてない様に感じますね。200msに変化すると、これはアメリカ経由にルートがかわったかな?とか勝手に思ったりしちゃったりしていますが、それよりも何よりもピンク色の「Loss率」ですよ。

おおよそで20%平均してパケロスしてます。

私が管轄している国際拠点からPINGしても散々な結果です。

これって、ここまでは状態把握はできるんだけど、「誰が悪い・何処が悪い」を突き止めるのが大変なのよね・・・。

さてここからが問題。

そもそもパケットロスする状況を考えるにあたって原因として何が考えられるかをどうやって証明できるか。

まぁこれがインターネットを相手にしている時の一番の厄介事なんですけどね・・・。

インターネット網にはいってしまったデータは、途中経路のリソースやら帯域やらキャパやらは確認出来ません。さてどうすっかな。

でもこんな波形は日本国内ではまずお目にかかれないとおもうので、ある意味面白いデータだよね。

でもさ、中国はスパコンというすんげーのが作れるんだから、インフラはちゃんとしてほしーね。