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インフラエンジニアの寄り道メモ。

IBM V3700 ボリュームのしきい値変更

なんでか勢いで買ってしまったV3700。


あまぞんさんだと結構なお値段なんですねぇ・・・。でもあまぞんさんでも買える商品なわけですね(笑)

で、初期設定さえ済んでしまえばイージーセットアップなストレージです。
逆にいえばやれる事が少ない・・・または色々な機能が全部オプションライセンス(涙)。

で、WEB操作がシンプルだと必ず出てくるのが、WEB上で全ての操作が完結しない。
V370001_2
今回は、切り出したボリュームのしきい値警告アラートです。画面は私のテスト環境なのですが、実環境側で、しきい値に到達してしまい「なんだこのメールアラートは?!」となったわけです。

デフォルトが80%の設定になっているので、実はまだまだボリューム容量に余裕があったりします。なので今回は95%に変更したいと思って・・・WEB画面を探したけど・・・変更できる箇所がない。。。
となると、SSHでログインしてCLIコマンドで実行するしかないんですね。
検索すると紛らわしいコマンドばっかりでわかりずらってかんじなんですが、なんとかコマンド発見しました。

>chvdisk -warning 95% 0

最後の数字はボリュームIDです。
で、実施結果。
V370002
ちゃんと、しきい値が95%になりました。コマンドは大したことがないのに、これだ?!って判るまでに1時間位彷徨ってしまっただよ。

このV3700は私が大好きなSNMPを吐かないんですよねぇ。たぶんTivoriとかでなら監視出来るんでしょうけど、そこそこ高い癖に開発けちってんじゃねーぞって感じ~です。

一応性能的なのも掲載しておきましょうか。負荷チェックには定番ツールで。
・NL-SAS3.64TBx10台組み込んでいます。

まずは1台負荷から
V370020140815_2

良くも悪くもという感じの値です。どちらかというともっと頑張れよって感じですが。

次は3台負荷かけた場合。
V3700

同時にツールで負荷を掛けているのでご参考程度に。

ストレージ関係は専門ではないんですが、ボチボチやっとりますということで。