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インフラエンジニアの寄り道メモ。

Meraki MDMでChromeOSも管理できるっぽい

Merakiクラウドコントローラーに色々と統合されていますが、主製品(MR/MS/MX)というハードウェアをコントロールする他にMDMが出来ると言った所でしょうか。

大抵はMDMというと別製品・別ライセンスのような考えですが、元々十分な価格なMerakiなので(苦笑)、注目するべきは、ただの無線APでもスイッチングHUBでもなくVPN-FWルーターでもないという要素を使い方を含めてご紹介していければと思いますが、いかんせんコントローラーがクラウドですべてWEBからの管理(iPhoneアプリからも管理できる)。

クラウドに付き物といえば? システムの自動的なアップグレードや、追加機能・レイアウト変更・などなどがあります。なので、その当時に実装していなかった機能が突然増えていたりするので、ちょくちょく見ておかないとびっくりします。

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たまたまMDMを調べようとしていたら・・・「あれれ。ChromeOSがもうMDMできるんだ?」とか。先週DELL製のChromeOSが届いたので早速試してみましょうかね。

MerakiMDMは標準でApple iOSAndroidWindowsの管理が行えます。MDM経験のある型ならわかると思いますが、Apple iOSについてはAppleから利用できる制御が決められています。なので、コントロールできる範囲はどのMDMも大抵変わりません。ただ、それらをどうやってシステム連携して管理されるか・・・と言った所に違いが出てきます。
Merakiは洋物ですので、日本人特有の管理方法を望んでもその通りに出来ない部分があったりしますが、どんな感じで扱えるのかは今後ご紹介していければと思います。

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ChromeOSでもびっくりしていたんだけど、いつの間にかConfigのテンプレート化する機能も増えていました(^^;展開前にほしかったなぁ(笑)
ただ、元々SSIDの複製機能とか一部設定のクローンを作る事は出来ていたので、より便利になったというイメージです。
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新機能については、メールでお知らせしてくれる場合と、ダッシュボード(クラウドコントローラーにログイン後の画面)で知らせてくれたりしますが、何故か全ての情報ではありません。

なので、当ブログでMerakiの記事を書いていますが、記事の陳腐化も早いと思います(^^;
大きくはメニューやパラメータ構成は変わらないのですが、よく変化します(笑)
Merakiを使い始めて2年ちょっと経ちますが、とにかく何かしら勝手に進化するので常に新鮮な製品を扱っている気分です。買い替えやアップグレードライセンスとかないのに機能が増えていくのはなんとも不思議な感じです。

そういや最近Merakiを扱うベンダーさまが増えてきましたね。うれしさと複雑な気持ちが半分半分です(笑)。私が手にしたときはまだCiscoに買収される前でした。事例講演もさせていただき、少しでも魅力が伝わればと思ってやってきましたが、どうしても講演では説明しきれない細かい話は書ける範囲でブログに書いていこうと思います。

≪追記≫
ChromeMDM管理ですが、どうやらGoogleのアカウントが企業アカウントでないと制御できないようです。そーだよねぇ~。うちはGoogleぢゃないんだよー試せないじゃん(涙)
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